フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ATMレッスンはLiveが一番!(ATMレッスンin西京極コープパリティ/ 20080316)

今日3/16は、ATM(Awareness Through Movement)レッスンを受けてきた。
FPTP京都(フェルデンクラス指導者養成コース)を受講する私のクラスメイトが毎月主催しているもので、講師に西岡寛さんを迎えて行われる。
西岡 寛さんHP : http://homepage.mac.com/kansandaisuki/home_page/Somatic.html


そこで一番強く感じ、改めて気付いたたこと。
ATMレッスンは「Live」が一番!


「ATMは良いなあ」定期的に受講するワークショップ中、「ATMは良いなあ」大いに感じている。しかし、日常生活のもどると、ワークショップ最中の熱意はどこへやら、ずぼらな私は何もしない。
だから、ワークショップや指導者養成コース以外でATMをするのはFPTP京都の自主勉強会でのみ。ここではフェルデンクライス研究会・安井武さんのATMレッスンCDを使う。

自主勉強会では、CDから聞こえる動きの指示に従って皆で体を動かしていく。単純な動きの積み重ねだから、CDを素直に聞いていたら問題ないようなものである。ところが、CDの声の主は、私達の動きと無関係に、指示を繰り出す。録音したものを聞いているのだから当たり前である。
この録音、実際のATMレッスンを編集したものだから、微妙なズレが生じてくる。声の主はCDの中で、私達とは全く別の人たち(=別レッスン)を前にして動きの指示を出し、注意を促し、アドバイスする。このことが、CDを聞きながら動いている私達の状況と一致しないのである。
例えば、私達は指示の内容に「???」となって動きをストップしかかっているのに、CDはお構いなしに先へ先へと進んでいく。

ATMレッスンでは、参加者の動きを見ながら、指導者が臨機応変に動きの内容、指示する言葉、動きの見本を見せる/見せない……等々、変えていく。
FPTP京都でも、講師陣が

  • 今日は肩の関係する動きをしよう、と計画していましたが、皆さんの動きを見ていると股関節に関するATMの方が良いようです。
  • この60分のレッスンで終えられる、と予想していたのですが、どうやら3回に分けて進めることになりそうです。

と「予定通りには進まない」ことを口にされる。(これはATMに限らない。他の講義内容にしても同じ)
CDに臨機応変を求めるのはムリ、というもの。こまめにレッスンに通うのが良いのだろう。