フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ああ、勘違い (2/2)

クライアント VS プラクティショナー

今回FPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)を受講するにあたって、私は何を「思い込み」「早とちり」「決めつけ」たのか?
自分の立場(役割)の区別がついていなかった、ことがその一つだと思う。

  • ワークショップに参加していた時 : ATMやFIレッスンを受ける側(=クライアント
  • FPTP京都を受講している今 : ATMやFIレッスンを行う側(=ラクティショナー

クライアントとプラクティショナーでは、立場が全く異なる。クライアントとして楽しくレッスンを受け、気づき、学ぶことと、プラクティショナーになるべくクライアントの観察の仕方・体の触れ方・レッスンの組み立て方等々を学んでいくこととは、世界が違う。

  • フェルデンクライス・メソッドは、体にも脳にも楽しい! と 【思い込み】
  • コースに参加したら、更に楽しく・深い体験ができる! と 【決めつけ】
  • ラクティショナー認定前でも、きっと仕事に役立つ! と 【早とちり】

クライアントの立場にだけ立って考え、「楽しい」「役に立つ」ばかりを前提に受講を決めたのだから、「こんなはずじゃなかった」「こんなつもりじゃなかった」となって当り前。


そして、「立場」という点から、もうひとつ。

  • クライアントは、お金(レッスン料)を支払う側
  • ラクティショナーは、お金を受け取る側

これも抜け落ちていた。
相変わらず、物事をきちんと考えていない(考える習慣が身についていない)のだなあ、私は。
混乱の種は他でもない自分の中にあった。