フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

「治療」じゃない

フェルデンクライス・メソッドはマッサージでもヒーリングでも治療でもありません 〜
この言葉はFPTP京都(京都フェルデンクライス指導者養成コース)で何度も耳にする。私達コース生は、毎回これを聞くたび「???」である。


ATM(Awareness Through Movement)、FI(Functional Integration)どちらのレッスンを受けても、

  • 身体のどこか違和感や痛みがある部分が楽になったり、解消されることが多い
  • 動きの質が改善したように感じる
  • 身体が軽くなったり、ボディイメージが変わったように感じる

…等々の変化を感じる。
身体面の困った症状・悩んでいることが解消するなら、それは「治療」「癒し」の一種ではないのか?と思っても不思議でない。だから、FPTP京都の講師達は何度も繰り返すのだろう。
〜 フェルデンクライスは「治療」ではありません 〜


ATMレッスンは、言葉による動きの指導を聞きながら動いていくので、目は覚めている。(もちろん、床に寝て行うレッスンが多いので、眠りに落ちてしまうことはよくある)
これに対し、FIレッスンはプラクティショナーとクライアントが一対一で、プラクティショナーの手を使って、クライアントの身体に触れることで進んでいく。この時、気持ちよくなったクライアントが眠りかけることがある。
〜 フェルデンクライスは「マッサージ」ではありません 〜
だから、FIでは気持ちよくなって眠たくなってきたクライアントに、寝ないよう注意深くレッスンが進められる。クライアントはFI中、目が覚めていないといけないのだ。(どんなに気持ちよくても、眠らせてもらえない!)


では、フェルデンクライス・メソッドとは何なのか?

フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ―健康とリラックス、フィットネスのためのらくらくエクササイズ

フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ―健康とリラックス、フィットネスのためのらくらくエクササイズ

学習して変わるためには、遅すぎるということは決してありません。
(序文より)

きっと、「学習」(Learning)がキーワードのひとつなのだ。