フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

フェルデンクライス講習会のノート

時々、私が書いたFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)のノートを見て、「なに、これ!?」「こんなこと感じていたの!?」と驚きます。他ならぬ私自身が書いたものなのに、です。もう1年前のノートとなると「一体誰が書いたの!?」状態です。
講義中、私はノートを書いていません。これは、開講日(2007年4月29日)のF・ワイルドマン博士(Dr. Frank Wildman)のアドバイスによるところが大きいのです。
  フェルデンクライス・コースでのノートのとりかた(2008年3月5日付)
  ノートのとりかた(その2)(2008年3月10日付)

   

   「その日、あなたが学んだこと、気づいたことをノートに書くと良いです。」


それまでのフェルデンクライス・ワークショップ参加時には、話を聞きながらノートを書いたり、ATMレッスン(グループレッスン)の後、動きの内容を思い出しながらノートに書き付けたりしていました。ですから、聞きながら書いていると聞き漏らしている部分があったり、後で書くことばかりに意識がいって(=必死に記憶しようとして)動きの質に注意が向かなかったり、でした。そこへ、ワイルドマン博士の「ノートは書かなくていい。もし書くなら…」のアドバイス。私は迷わず飛びついたわけです。
以後、私はその日の講義で気になった言葉・感じたこと・気づいたことをノートに書いています。ノートを読み返すと、本当にまとまりはありません。思いつくままに書いていますから。でも、意外と面白いのです。ちょうど、大人になって、小学生時代に書いた作文を読んでいるような感覚です。学生時代の板書を書き写したノートと違い、印象に残った・記憶に残ったことを中心に書いているので、自分が読み返す分には大変興味深く、面白いものになっています。
こうして講習期間中書き続けているノートも今4冊目です。