フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

『イメージと動作と役者:潜在能力の復活』−澤田さんのブログ『好奇心の翼』から−

フェルデンクライス・メソッドと演技、自己表現と舞台のディスカッション」(澤田さんご翻訳版)を読みました。これも大変興味深い記事資料です。
前回澤田さんが翻訳された『武術に関するモーシェ・フェルデンクライスのインタービュー記事』と少し雰囲気が違うものの、モーシェ・フェルデンクライスが自らのメソッドと演技・役者の表現・舞台トレーニングへの適応をどう考えていたかを知ることができる内容です。

『好奇心の翼:フェルデンクライスメソッド』ブログTop頁→こちら
『イメージと動作と役者』(2008.04.24付ブログ記事)→こちら
『柔道とモーシェ・フェルデンクライス』(2008.07.07付ブログ記事)→こちら


『武術に関するモーシェ・フェルデンクライスのインタービュー記事』(ブログ記事タイトル『柔道とモーシェ・フェルデンクライス』ではフェルデンクライスを学ぶ生徒の問いにM・フェルデンクライスが答えるという親しげな雰囲気を感じるものでした。それ対し、今回の資料のインタビュアーはリチャード・シェクナーとヘレン・シェクナーであるせいか『武術に関する…』のような軽やかさはありません。その分、M・フェルデンクライスはより説明的に話をしているように感じます。

このインタビュー記事でもモーシェの少し皮肉屋さんな感じはあらわれています。

モーシェ・フェルデンクライスの考え方、メソッドに流れる哲学に少しでも多く触れ、理解を深めるためにも一読をお勧めします。

『武術に関する…』に引き続き、記事を日本語に訳され、ブログ上で紹介し、訳文を送ってくださった澤田様に深く感謝いたします。