フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

絶対と思わない

   今まである定跡が絶対だと思わない方がいい。
   信じ切っている状態だとアイデアって思い浮かばなくて、
   むしろ忘れ去って考えた方が浮かぶ


これは7月に放映されたNHK『プロフェッショナル-仕事の流儀-』での羽生善治さんの言葉です。
第93回ライバルスペシャル
この夏、ハバさんの講義を聞いていて、この羽生さんの言葉をよく思い出します。
というのは、ハバさんの講義がこれまでのF・ワイルドマンさんやR・オフィァーさんと違うからです。
講義の進め方も違うのですが、
どうもフェルデンクライスメソッドに対する考え方も違うように感じます。
どちらが正しい間違っている、という話でなく

  • 「なるほど、そういう見方もあるなあ」
  • 「その方向から見ると別のことが見えてくるなあ」

と気付き視野が広がります。
この【視野拡大】は、
子供時分補助輪なしで自転車に乗れるようになって
行動範囲が大きくなったあの時の感覚に似ていて
ワクワクします。