フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

痛い思いをしないと学ばない!?

ついに父に言われてしまいました。「背中、まあるいまあ〜るいで」
フェルデンクライス講習会の中盤を過ぎたあたりから、猫が私の体にじゃれつき始めていたのは気づいていました。今日は巨大猫が背中に載っているのか、呼吸も怪しくなっています。重い猫を背中に載せて動いていたせいか、仕事中ピキッ!ピキッ!と腰に嫌な痛みが走りました。
この『ピキッ!』が曲者です。前回はこの『ピキッ!』の後「身体が重い」へと進んでいきました。(’08.06.25付『フェルデンクライスと体質改善』)
でも、今回気がついたことがひとつ。『ピキッ!』の前に「腰がグラグラ」の状態が存在していることを。
私は、毎晩寝る前に「布団の上でATM」をします。普段の私の腰は固くてひとかたまりのような状態です。(腰椎は5個ありますが、ひとつの骨のようにまとまって動く感じがある)ところが、6月の『ピキッ!』の後、いつものように布団の上で動いていたら腰がグラグラです。5個の腰椎がバラバラに動いてくれてる!と一瞬錯覚するのですが、フェルデンクライスでいう「分化」(differentiation)とは明らかに違います。生まれたばかりの赤ちゃんの首がすわらない感じに似てグニャグニャ・グラグラなのです。不安を感じるグラグラ感です。
『ピキッ!』としたからグラグラしたんだ、とその時は思っていたのですが、どうも違うようです。
グラグラ→『ピキッ!』→身体が重い、の順のようです。
もう少し詳しく自分の身体を観ていけば、更におもしろいことが見つかりそうです。
『ピキッ!』を招かず、元気で生活する方法を見つけられるかもしれません。


「これだけいろんな信号を送っているのに、
少しも気づかないで、
まだいつも通りに食べたり・動いたりしようとするか〜!?」
と身体に叱られそうです。やっぱり身体の方が賢いのです。
でも、頭は「痛い思いをしないと学ばない」のです。(身体はいい迷惑です)