フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

『口では大阪の城も建つ』

言うは易く行うは難し
意味:口で言うのはたやすいが、言ったことをいざ実行するとなると、なかなかむずかしいということ。(出典:塩鉄論)

を調べていたら【類句】にこの『口では大阪の城も建つ』が載っていました。
意味は【口で言うだけなら、どんな大きなことでも言えるということ】です。(こちらの句の方が私の好みです。)


フェルデンクライスの講習会でFI(個人レッスン)ATM(グループレッスン)の練習をします。
  レッスンを指導する側
  レッスンを受ける側
コース生の私達はそのどちらにもなって、練習を重ねていきます。練習に先立って説明があり、それに沿って練習をします。
この時思うのが『言うは易く…』です。受け手として批評・評価をするのは、とても簡単。じゃあ、役割交代になってレッスンをする側になると…。自分がロクにできないことがよく分かります。

  • 順序を間違える、
  • ある動きを忘れる、
  • レッスンの目的を理解していない、
  • 自分本位で進めている、
  • etc…


だからなのかもしれません。ある日のATM練習後のグループ・シェアで「ほめほめ大会」(2008.8.24付)をするようアドバイスがあったのは。(正しくは「相手の良さ・強み・才能を見つけて、それを発表しましょう」というアドバイスです)
コース生どうし互いが成長するためには、自分が良い動き・指導をするよりも、先ずは良い「受け手」になる必要があるのかもしれません。