フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

ブログに役立っている妹の一言 −姉は”学習中”−

私は小学生の頃から作文が苦手で嫌いで、国語の授業では「作文」「感想文」が本当に苦痛でした。
(その後、当然のように「小論文」も苦手という展開になるわけです)


2,3年前、手紙の下書きを妹に見てもらった時のことが忘れられません。私の下書きを読んで一言
   「小学生みたいな手紙やなあ」
事実そうでしたし、本人も実感していますから、「やっぱりそうよね」と少々情けない思いを抱きながらうなずいていました。そして、続いた妹の一言。
   「ところで、お姉ちゃん、きちんと『下書き』してるの?」
小学校低学年並の手紙を書いた私はこの一言に驚くことになります。「下書きしたから、ちょっと見て」と言って頼んだのに、妹はそれを『下書き』ではない、と言ったのですから。

確かに、この「下書き」はいきなり書いたもので、チェックしてもらった後に清書しよう、と妹に見せたものでした。彼女いわく「それは『下書き』とはいわな〜い!」。苦手な作文など書く回数を少しでも減らしたい姉には「???」な妹の言葉です。いきなり便箋に書かなかっただけでも、私には「上出来」なのに。

   : あのさあ、きちんと下書きしないで上手く書けるわけないやろ?
  
   : 下書きを元に、何度か書き直さないと。
  ?? ○○ちゃん、下書きするの?
   :(呆れたように)当り前やん!
  ??? ○○ちゃん、手紙いっぱい書くけど、あれも下書きしてるの?
   : 決まってるやん!
   : ○○ちゃん、作文上手やし下書きなんかしないと思ってた…
   : そんなことはありえませんッ!!下書きなしでいきなり上手くなんか書けませんッ!


妹が作文でたくさん賞状をもらい、姉がゼロだったのにはきちんと理由があったわけです。
お友達への手紙でも、妹は下書きを2〜3回はするとのこと。そうして積み重ねてきた彼女からすれば、『下書き』の有効性を全く理解していない姉なんてお話にならなかっただろうと思います。


この時の妹の一言が、ブログを書いている今、役に立っています。
いきなり編集画面で入力せず、Wordで『下書き』をし、見直してから記事をupしています。

姉は作文を”学習中”です