正式ATMと私流の違い
毎晩布団の中で『私流ATMもどき』をして、夜の寝付きにくさや朝の起きにくさがましになったと書きました。ここで、ATMの「正式」と「私流+もどき」の違いを挙げます。
ATMは
- フェルデンクライスメソッド(Feldenkrais Method)のグループレッスンです。
- Awareness Through Movement:動きを通した気づき、です。
- 指導者の声の指示(言葉で動きを説明)に従って、体を動かしていきます。
- 指導者が動きの見本やお手本をしめすことはありません。
- 指示を聞きながら、自分で考えて動き、自分の動きを感じて調整し、動きの質を変えていくレッスンです。
- ストレッチでも、筋力アップのトレーニングでもありません。
- 安井武さんは『動く内観』と表現されています。
『私流ATMもどき』は[( )内は通常のATMレッスンの場合]
1.布団の中でする
(本来、ATMは布団の中でするレッスンではない)
2.ボディスキャンだけで終わる(=眠ってしまう)ことが多い
(普通、「ボディスキャン」の後、本格的な動きに移る)
3.気になる部分(肩/首/鎖骨・腰椎/股関節)ばかりスキャンする
(全身をボディスキャンすることが多い)
4.動かす部位を中心に観察する
(通常レッスンでは、動かす部分と他の部位の関連を探る)
5.動きながら、そのまま眠りに落ちる
(レッスン最後は、立って歩いて「動きの質」の変化を観察する)
6.5〜10分で終了(=眠ってしまう)
(短いものもあるが、平均30〜45分間程度のレッスン)
『私流ATMもどき』だけでは、本来のATMに比べると、浅いです。
(気づきが少ない・浅い)それでも、毎日の御利益があるので続いています。
- ワークショップ参加
- カルチャーセンターでのレッスン受講
- ATMレッスンのCDを聞く
などで、フェルデンクライスメソッドを試してみてください。