フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

行動を促される −ブログからのつながり−

BOOK LOVERSについて書いた私の記事(干場弓子さんの週)にコメントをいただいたことからアクセスしたmasaさんのブログ『走ることが私のリズム。続けることは力になります。』に「キッチンタイマーの活用法」(『自分の時間を生きよう→キッチンタイマー活用法』)(2008.10.27付)が載っています。


「学校の帰りに道草を食う子ども」のような私の行動は、なにをするにも脇道にそれて余分な時間がかかります。家の用事をするにも、机の上を整理するにも、何か調べ物をするにも…その途中、ふと目に入ったものやふいに思い出したことに、注意や気持ちが向いて道草を食べ始め肝心の事が進みません。(特にプライベートでひどい…)集中力のない子どもがそのまま大きくなったようなものです。


しかも道草くっている途中で、また別の草を食べるものですから、時間切れ・体力切れ・集中力切れとなり、どれもが中途半端になって自己嫌悪…の繰り返し。


この“脱線癖” をなんとかしないとなあ〜とぼんやり思っていたところにmasaさんの「キッチンタイマーの活用法」に出会いました。


さっそく試しました。
キッチンタイマーを3分にセットして台所仕事から使い始めました。(3分×10回)そこで、嬉しい発見!

  • 3分間でも結構な量の作業ができている
  • 私の作業速度がスローなわけでない
  • タイマーを意識したのか仕事がはかどった

「脱線」さえしなければ、私でもそれなりに短時間で事を進められるという当り前のことに気づきました。


次に、10分をセットしてブログ書く(10分×6回)では、

  • 台所仕事ほどパッパと進まない
  • やっぱり結構時間がかかる
  • なんと!意外なことに脱線せずに書いている

ことに気づきました。


masaさんが書いていらっしゃる通り

  いつも制限時間をつくるときは、
  「10時まで」とか時刻単位だったのが、
  自分の決めた時間単位になるんです。


  えーと、「30分集中して読む」と決めて、
  取り組んでいる時間は、
  「現在の時刻」を気にせずに、集中できるんです。
    (『走ることが私のリズム。続けることは力になります。』2008.10.27付記事

時刻単位と時間単位、どちらに意識をおくかで集中度が変わります。おもしろいです。


  作業系(炊事・掃除)や日常生活上の動作系(歯磨き・シャワー)にはキッチンタイマー
  ブログを書くなどの思考系にはストップウォッチ
の使い分けが私には良さそうです


タイマーとストップウォッチの併用で、かかる時間の短縮より、脱線&道草癖からの脱却を目指すぞ〜!(ネットサーフィンも曲者なんですが)


「時間活用本」を何冊も読むより、コメントをいただいた方のブログ記事を1回読む方が行動を促すようです。不思議です。