動いて納得 −sekoさんの『ワシらはむかしヘビだった?』から−
毎回楽しみにしているsekoさんのフェルデンクライス・メソッドのレッスン記事、最新は『フェルデンクライスメソッド 33回目 ワシらはむかしヘビだった?』です。
●sekoさんのブログ『LIGHTS ON?』→こちら
このタイトルを見て、すぐに「あれ?以前『ワシらはむかしワニだった』(2008.05.11付)というのがあったけど…」と思いました。
sekoさんのレッスン記事タイトルのつけ方は、
- レッスン内容をタイトルにしたもの
- レッスンでのsekoさんご自身の気づきをタイトルにしたもの
- レッスンでsekoさん感じたことをタイトルにしたもの
と大きく3つに分けられます。どれも少しずつひねりがきいていてクスリと笑えて「なるほど」と思います。また、フェルデンクライスメソッドのATM(グループレッスン)を経験したことがある人なら、sekoさんのタイトルを見ると「多分、あのレッスンのことだな」と想像が出来るくらい本当に素敵なタイトルです。
ところが今回のタイトル『ワシらはむかしヘビだった?』は、以前のタイトル『ワシらはむかしワニだった?』の「焼き直し」風です。いつもタイトルを工夫されているsekoさんらしくありません。
フェルデンクライス・メソッドのATMレッスンの中には「爬虫類」の動きが複数ありますから「ワニ」や「ヘビ」の登場は不思議ではありません。でも、何だか変です。
記事を読んでいくと、今回は座って動くレッスンです。私が知っている『ワニ』『ヘビ』レッスンはどれも床に仰向けやうつ伏せに寝て行うものです。ますます変です。
こうなったら、sekoさんの記事通りに動いてみるしかありません。
『今日自分が受けたATMレッスン内容を書きなさい』、
という試験があったらsekoさんは間違いなく高得点でしょう。
お手本のような書き方だと思います。
記事に従い、ゆっくり丁寧に感じながら動いて、そして最後の『参照の動き』に至って…『ワシらはむかしヘビだった?』に納得。ヘビの骨格標本の写真を思い浮かべながら、しばらくヘビになって楽しみました。
同時にsekoさんの記事「わかったつもり」をまた思い出し苦笑いしました。
決めつけ、思い込みはいけません。