気持ちを言葉に変換する原動力
私がブログの記事を書くのにかかる時間は様々です。
1時間前後、2時間かかることもあれば30分で済むこともあります。毎回記事を書くのにどのくらい時間がかかっているのか知るためにストップウォッチを使っています。(メインの目的は私の「道草」「脱線」防止用)
測っていて気づくことは、書くのにかかる時間の量より、
●何を書こうとしてその時間がかかったのか
●何が書けたのか
が大切なのでは?ということです。
その日の出来事や会話の内容、目にした風景…は何とか書いていけます。(上手く描けるかどうかきちんと読む人に伝わるかは別にして、ですが)それに対して、その出来事・会話・風景から、
私が何を感じ、考え、気づいたのか
を書くとなると大変難しいと感じています。
- 楽しかった、おもしろかった
- 発見があった
- 興味深かった
- 何か引っ掛かる
- どうも納得いかない
- イヤな感じが残る
- ……
といったように漠然と書くことができても、その具体的な内容や、どうしてそう感じたのか、そこから何を導きだせたのか、を書くことに苦労しています。
5W 1Hの
When /Where /Who
What/Why/How
の二つの間の溝は広いし深いです。
何かを感じた、気づいたことは分かっていても、「それは何?」と自問すると内側の私からは「…」と返事がかえってきません。すると、この感じたことをブログに書きたくても、筆は一向に進みません。
- 今日○△□……ということがあった。おもしろかった。
- 昨日誰それに「○△□…」と言われ引っ掛かりを感じた。
で終わってしまい1時間かけても書き終わることができません。そんな自分にブルブツ文句を口にし始めます。
- 結局何が言いたいの?
- 「おもしろかった」ってそれがどうしたの?
- それが一番書きたいこと?
そんな私でも、強烈に気持ちが動かされると、その気持ちに引っ張られるように「何を」「なぜ」「どのように」を表す言葉・文章が内側から湧いて出てくることがあります。すると、短い時間で書き上げることができますし、たとえまとめるのに多めの時間がかかっても「言葉が出てこなくて書けない」ということはありません。
(ここでも、書いたものが読む人に伝わる文章・内容か?という別の問題がありますが、それはおいておきます)
気持ちが動くと行動してしまうタイプの私は、書ける時と書けない時の差が大きいのです。
●おもしろい・楽しい
●気づき(発見)があった
●好奇心をくすぐる
は行動へつながり継続させる大きなエネルギーになるようです。
(赤ちゃんや子どもと大差ないわけですね)