ロシアン・ルーレット?
歯の治療が続いています。
治療中、"Body Scan"をしておくと、治療後の肩こりや頭痛がましだったりなかったりすると書きました。
確かに私には有効だと感じていますが、『強力な方法』ではないことが分かりました。
麻酔が効いている時、無駄に身体のあちこちが緊急することを防ぐのには役立ちました。
でも、神経を抜いた後、その部分の『落ち着き具合』を診るために細い針(?)を患部に挿し入れる処置(治療?)のには効き目があまりありませんでした。
この処置では麻酔を使いません。
痛みの有無を診ることで抜髄部の様子を知るのですから、麻酔は使ってもらえません(←多分そうなのだと思う)神経を抜いた後の患部の治まりが悪いと、針がそこに当たった時ギャッと痛いのです。
痛い!!と感じる前に脚が治療台から跳び上がっています。
痛むかどうかは、針を入れてみないと分かりません。
ちょっとロシアン・ルーレットのようです。
「やってみないと分からない」のですから。
こういう身体にとって「安心・安全」が欠ける状況でBody Scanは残念ながら効きにくいようです。そのせいでしょうか、昨夕治療を受け、丸一日たって強烈な肩こりが出てきました。胃までムカムカします。頭痛もしそうです。
抜髄後の痛みには鎮痛剤を使いましたが、今回はATMをして対処しました。少し落ち着いてきています。
歯の治療は苦手です・・・
◆Body Scan(ボディ・スキャン):
フェルデンクライス・メソッドのグループレッスン(ATM)の始めに行われることの多い、感覚を自分の内側に向けるためのプロセス。ATM指導者の言葉を聞きながら
- 床との接触具合
- 左右半身の違い
- 中心線の有り様
- こわばりの有無
- 感覚が鈍い・過敏な部分の有無
etcを5-10分かけて観察していきます。
これだけでも、身体は変化するので面白いです。