「批判」「防御」「見下し」の会話パターン
先日1月11日(日)夜に放送された
NHKスペシャル『シリーズ 女と男』の
第1回『惹かれあう二人 すれ違う二人』(2009年1/11夜放送)で
「批判」「防御」「見下し」のパターンが繰り返されると
夫婦はお互いを避けるようになります。
これが、離婚に至る典型的なパターンだと言えます。
(NHKスペシャル『シリーズ 女と男』の第1回『惹かれあう二人 すれ違う二人』から ジョン・ゴッドマン博士の言葉)
「批判」「防御」「見下し」のパターンは、夫婦間以外にも
- 友人どうし
- 恋人どうし
- 先輩と後輩
- 先生と生徒
- 上司と部下
- 医者(看護師)と患者
- 親と子
- etc…
男女、老若、年齢差を問わず、あちらこちらの人間関係で顔を出します。
FPTP(Feldenkrais Professional Training Program)の講義・実技で聞いてきた
(レッスンの受け手を)批判・評価・比較するような言動をしない
は
人が『学ぶ』ためには安全・安心な環境が必要
なためですが、これは「批判」をしたとたん、相手は即「安全でない」と感じ「防御」に入ってしまうからでしょう。こうなると「学び」は起こりません。
でも、「良いところを見つけて誉める」より「悪いところを見つけて批判する」ことの方が簡単で、自分のプライドを保ちやすいのでなかなか「批判」を手放せません。また、自分が抱いている不満や不安、怒り等を相手を「批判」するという形で伝えてしまいがちです。そして、あちらこちらで3種のボールが飛び交っているわけです。
自分から不必要に無意識に「批判」ボールを投げないようにしたいと思うのですが…。