フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

安心安全だと学びが進む

昨日の講習でのこと。
  ・2人1組で、立っている相手の身体を
  ・目と手で観察した後
  ・骨盤や膝を少し動かし
  ・再び観察して、変化を確かめる
という練習をしました。そこでの発見!


  (身体が)安心・安全だと学びのスピードが速い!!


練習パートナーの触れかたや圧の掛け方・動かし方が
  何かを強いるような感じでなく、待っていてくれる
  でも、手を通して見守ってくれている
そんな感覚があることで、感じ方やその情報から考え・実行する速度が
大きくなることに気づきました。

安全基地

子どもの頃、公園で遊んでいた時、パっと母(父)を見て
ベンチに座っている(少し離れたところで立っている)彼らが
きちんと私の姿を見守ってくれているのを確認して
また遊びに熱中する、そんな感じに似ている学びです。


安心感から身体のあちこちを探索して、発見して…

それが嬉しくて楽しくて、自然とニコニコし始めました。


「自由にしていいよ」「好きにしていいよ」だけでは、学べない。
大海原で「好きなだけ泳いでいいよ」を言われて、一人にされても
少しも楽しくありません。
同時に、波のプールや大きな滑り台があっても
芋の子を洗うほど人が一杯のプールも面白くありません。


何か枠(制約)があることで、その中で探索して学ぶ。
枠+「安心・安全」が学びの条件です。
それにしても、スピード感があって楽しかったなあ〜♪