フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

カラダとアタマをフル活用するために

私はグループレッスンの動きをする時、レッスンの体勢・動きによって
  ・頭の下(横向け寝の時)
  ・膝の下(仰向け寝の時)
  ・肩の下(仰向け寝の時)
  ・股関節近く(胡坐の時)
  ・手の平の下(四つん這いの時)
  ・腿の間(横向け寝の時)
  ・胸の下(うつ伏せ寝の時)
  ・等々
あちらこちらに「サポート」を入れます。
サポートは、タオルケットを丸めたものや座布団を畳んだものです。
それらを違和感をおぼえるカラダの部分に置いて、体勢を整えます。


レッスンの動きが始まり、ごそごそとサポートグッズを配置する私の様子を見て周りの人は不思議そうです。

別に痛みがあるのではありません。
動く時に違和感があり、その感覚がレッスンの邪魔になるのです。
だから、体勢を整えるのに一生懸命になります。


カラダをサポートしてはじめて
レッスンのスタート地点につける、そんな感じです。

違和感を無視しない

違和感に気づかないふりして
違和感を無視して
…レッスンをすることはできなくなりました。


カラダをサポートするのは、カラダを通して気づき学ぶための準備です。
動きを通して学ぶフェルデンクライス・メソッド
努力や根性で暗記する学びとは違います。
おもしろいことに、カラダ(動き)を通した自己選択を伴う学びは
努力や根性・忍耐とは無縁のようです。

カラダが心地よくないと(安心・安全でないと)、
脳は学ばない

サポートは、私のカラダを休める(グータラさせる)ためのものではなく
私のカラダと共に脳ミソが考えることを助けるものなのです。
カラダばっかり、頭ばっかりを鍛えるより
カラダ&頭の相乗効果で学ぶ方が「フル活用」で効率良いと思いませんか?