フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

処理能力を超えると笑いだす〜サンバだって踊れるかも

先日のフェルデンクライス・グループレッスンでは
【姿勢】膝立ち/片膝立ち
【動き】1)尾てい骨で床に円を描く
    2)「おへそ」で身体の前で円を描く
    3)頭の前後を掌ではさんで、頭を左右に転がす
というレッスンを受けました。


最初は3種類それぞれ一つずつ動きをして
次に同時に2種類、最後は同時に3種類の動きを
膝立ち→(より不安定な)片膝立ち姿勢で行う、というもの。


膝立ち姿勢の時点で、もう身体が不安定な私は
片膝立ちになるとグラグラ&ヨロヨロ。


そんな身体のバランスが取りにくい中
これまた、私にとってカンタンでない3種類の動き。


レッスン指導者にサポートしてもらいながら動いていきます。
「不安定な姿勢でバランスをとる」のに既に脳は忙しいのに
「(得意でない)動きを実現しよう」と、また脳を使う…。


レッスンが3分の1位進んだあたりで、脳力オーバー♪
あっぷあっぷした脳が、大笑いをし始めました。


小さい子どもが新しい動きをしたり
公園の遊具で新しい動きの感覚を得たときに
ニコニコ、ケタケタ笑い出すのに似ています。


そして不思議なことに大笑いした後、動きは良くなります。
あんなにグラグラだった膝立ち姿勢が安定し
尾てい骨で円を描け、おへそでもなんだか円を描けています。


レッスンの最終
「片膝立ち+3種類同時に動く」にチャレンジしたら…
骨盤の動かし方がラテンっぽくなっています。
サンバでも踊れそうな股関節&腰の感覚です。


フェルデンクライスのレッスンを受けると
いろいろな人物に変身できるのがユニークです。
女王様になたり、侍になったり、女将になったり
子どもになったり、ファッションモデルになったり…


身体感覚が変わると、それほど自己イメージが変わる。
興味は尽きません。