フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

映画「プレデター」から学ぶ

社会人になってからずっと腰痛持ちでした。
足の指に痺れが出たり、ギックリ腰にはよくなるし
夜中寝返りをうつ時に腰に違和感を感じて目が覚めたり
朝起きたら腰がギシギシ音を立てているような硬さだったり
……
病院で検査受けても「異常なし」。
通勤、仕事に差し支えるレベルなのに「異常なし」???


症状悪化→病院受診→「異常なし」
これを何度も繰り返して、鈍感な私もさすがに
「もしかして、私の生活に問題がある?」と考えるようになりました。


腰痛と心の関係について書かれた本
腰痛放浪記〜椅子がこわい」(夏樹静子/著)が出た頃のことです。
腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)
ストレスと自分の腰痛について考えるのですがピンときません。


その後、あっちに行きこっちに行きしている中で
フェルデンクライス・メソッドに出会います。
フェルデンクライスのグループレッスンを受けて
レッスン前、気になっていた腰痛が気にならなくなったり
レッスン後、しばらく大人しかった腰痛が顔をだしたり
ここでも「???」が続きます。


メソッドを学び続ける中で
「無意識に行っている動き・反応」について考えるようになります。
無意識で行っている、習慣のような動き・反応を
日常生活の中でとらえるまでに至りません。
それをどうやって捕まえたらいいのかがわからないのです。


頭を通過しないくらい自動的になっている行動や反応を
他人に指摘されるのでなく、どうやって自分で気づくのか?
ビデオ撮影したものを見ても、そこからは学びにくいと感じています。
何より四六時中カメラを回しているわけにはいきませんし
再生して見るのも大変!


最近その「無意識」の尻尾の先が見えてきそうな感覚があります。
映画「プレデター」で
プレデター(DTSエディション) [DVD]
人間には、姿が見えない地球外生物プレデター
透明化を解く方法が見つかったようなイメージです。


プレデターが何を基準に攻撃したりしなかったりするのか
主人公はその違いを必死に見ていたことを思い出しました。


痛みや違和感、失敗が出た時とそうでない時の違いは何か?
その観察から始まるようです。
カメラもビデオもICレコーダーも要りません。


 「何してたのかな?」と記憶をたどる
 「何してる?」と今を観る
 もしかして、アレ?」と仮説を立てる
 仮説を試してみる
……この方法でしばらく続けてみます。