フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

いつもと違うことを少しはさむ

いつもと違う手(利き手じゃない方の手)を使って用事をしたり
いつもと違う手順で物事を進めたり
いつもと違う優先順位をつけてみたり
いつもと違う道を通って歩いてみたり
……
いつもと違う小さな何かを挟むことで
今これから行うことを
習慣的な、クセのような、無意識な行動から少し切り離せます。


無意識に、自動的にしてきたことができなくなるので
頭の中では「え〜〜〜!?」という叫び声がこだまするのですが
マニュアルに切り換わった身体を動かし始めると
自動的に視点が変わります。
「視点を変えなくちゃ」なんて思わなくても変わるんです。


マニュアルで動くと、いつもと違うから手間取ります。
うまくいかないし、失敗もするし、何より時間がかかります。
その「時間がかかる」という隙間が大切。


何も考える必要のないオートマチック…は便利ですが
時々そのシステムをOffにすると
予想外のことが見えたり考えたりできてお勧めです。