当たり前をワキに置いて動く
練習したわけでもないのに、いつのまにか出来ている
がんばっていないけれど、なんだか変わった
フェルデンクライスのレッスンでは、運動や体操について
これまで求められてきた、正しいと思っていたことと
反対のことを意識します。
ゆっくり、丁寧に、努力感なしに、頑張らず…
その代わり「感じる」「考える」が大切になります。
当たり前としてきた見方や考え方をワキにおいて
「それって本当?」「この動き方しかないの?」と
頭に浮かぶ考え、または頭が解釈する感覚に疑問を持ちながら
動いていきます。
頑張らず必死にならずにいれば
焦らずゆっくりと動いていれば
頭の中に隙間が生まれ、考える余裕が出てきます。
自分の動きを、考え方をちょっと見直す気持ちも出てきます。
頭(脳)が考えた結果が、身体の動きに表れます。
(考えた!と意識しなくても)
いえ、脳のある部分を大人しくさせたことで
身体の動きにムダが無くなる(小さくなる)のかもしれません。
動きと頭の中にある「ムダ」を少なくしていくことにつながれば…
と、頭のどこかで願いながら、レッスンを続けています。