フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

レストランでケアされ、店で介護サービスを受ける

記事を読んでいた気になった言葉「ケア

「こういったシステムを導入することで、ひとつひとつの時間が短くなる。時間が空いた分、お客様によりケア(接客)をすることが可能になっている。」
NHKニュースおはよう日本2015年3月31日放送


解説を聞いていて気になった言葉「

介護保険というのは市場経済を一部入れていますので、こういう事業所は多くの店を開けていただく、店を構えていただかないと介護サービスというのは増えていかないんですね。ですから今回のように介護事業所の収入が減るということは、これから高齢者がどんどんどんどん増えていくにあたって、介護事業所が店を広げていかないという、非常に介護サービスが広がらないというデメリットもあります。
NHKラジオ第1「社会の見方・私の視点」
2015年4月1日放送「今日から実施される介護報酬マイナス改定」)

ケア」は、焼き肉レストラン店長の言葉。
」は、大学の福祉学部教授の言葉。


レストランに来るお客さんはケアする相手?
介護事業所が開設・運営する施設は「店」扱い?


レストランのお客さんを「世話する」ということでケア。
介護サービスという商品を提供する(販売する)場ということで店。
…なのかもしれません。


「ケア」は、取材を受けたレストランの社内用語
「店」は、介護業界の用語 …なのかもしれません。
業務で接する相手(顧客)(サービスの受け手)や自分達そのものを
どう見ているのか、使われる言葉から垣間見えそうです。


そのうち今回私が抱いた違和感が薄れ、
こうした言葉が当たり前になる日がくるのかもしれません。