読みたくなった本
FPTP京都で受けたFI(=Class FI)で、F・ワイルドマン博士とR・オフィアーさんのレッスンでは随分印象が違うと昨日書きました。一方はマインドに働きかけるようなFI(ワイルドマン博士)、他方はハートに働きかけるようなFI(ロビーさん)。
だからなのか、それぞれのFIを受けている時に、「あの本を読んだら、このレッスンの理解に役立つかもしれない」と頭の片隅に思い浮かんだ本までも対照的でした。
- ロビーさんの時(2008年1月):クリシュナムルティの著作
- ワイルドマン博士の時(2008年5月):ロジカル・シンキング 或いは マインド・マップ関連の本
J・クリシュナムルティ(J・Krishnamurti)については、M・フェルデンクライス(Moshe Feldenkrais)の本に書かれていたので名前だけは知っていました。ロビーさんのFI後しばらくして、クリシュナムルティの著作を何か買おうと書店で探したら、「宗教」のコーナーに彼の名前でインデックスがつけてあり、何冊か並んでいました。(有名な哲人宗教家だったのですね)その中の一番薄い本「しなやかに生きるために―若い女性への手紙」”Letter to a Young Friend Happy is the Man Who is Nothing” を買って読みました。
- 作者: ジッドゥクリシュナムルティ,Jiddu Krishnamurti,大野純一
- 出版社/メーカー: コスモスライブラリー
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 単行本
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「この本は、フェルデンクライス・メソッドを理解する上で役に立つ」と書くと間違いなのかもしれません。でも、ロビーさんのFIを受けて、そのレッスン中・その後に私が内側で感じたことやFIの体験そのものを、言葉を通して見直す時に役に立っていると思います。また、何かを感じていたような気がする、といったあいまいな感覚や記憶も、本を読むことで突然具体的に思い出したり、立体的になったりしています。ロビーさんのFIとクリシュナムルティの本が結びつくこと自体、不思議な思いがしますが。
これとは対照的だったのが、F・ワイルドマン博士のFI。気づき(awareness)も大切だけれど、私の場合(この時は動きを改善すること)「戦略」も必要なのでは?と思ったのです。「気づき」だけでは不十分で、加えて「戦略」「戦術」がないと「学び(learning)」にたどりつけないかもしれないと。
”Learning that is not the result changing behavior, is not learning.”
(ふるまい方に変化として現れないような学びは「学び」とは言えません)
(2008年3月9日付「『学ぶ』とは?」)の言葉が頭にいつもあります。感じたり考えたりを行き来しながら、結果として行動に変化が現れるのだとすれば「考えるためのスキル」があると「学び」の役に立つのではないかな?と考えたのでしょう。とりあえず「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル―」を買ってきました。
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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