フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

カラダ発、アタマ経由で腑に落ちる

これまで生きてきて、あなたは
「自分は運のいい人間だ」と思いますか?

思いがけない時と場所での質問に、一瞬キョトンとしましたが
私の頭が考える前に、私の身体が返事をしていました。
頬がニュ〜っと緩んだのです。それに気づいた私は、
「運はいいと思います。特に『人運』が良いと感じています」
と答えていました。「特に…」は頭が考えたところですね。
(身体は「私は運がイイ!」としか答えていないので)


こんな風に私が自分のことを捉えているとは思いもしませんでした。


おもしろいものです。頭より先に身体が反応する。
身体の反応に気づいて、頭がそれを理解(解釈)する。


フェルデンクライスの個人レッスンでは、私の身体に触れている
ラクティショナーの手を通してこういうことが起こります。
触れられているその感覚が「問いかけ」のようなもので、
その思いもかけない問いかけに、頭より先に身体が答えている。


私ってそんな風に感じていたんだ(考えていたんだ)(とらえていたんだ)
それらは「身体発、頭経由で“腑に落ちる”」から不思議です。
時には、その内容に驚くこともありますが、
「だってそうなんだもん♪」という身体に
「そうだよね〜」と頭は相槌を打つだけです。


わかる(理解する)と、身体も頭も落ち着く(納得する)ようです。