フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

音量と肩コリ

家事をしている時にICレコーダーに入れたラジオの音声ファイルを聞いています。家事って結構いろんな音が出ます。大きな音の代表は掃除機。次は洗濯機かな?蛇口から流れ出る水の音、それを使って洗う時も結構音が出ます。そうした時にラジオを聞きこうとすると、どうしてもボリュームを上げることになります。すると…まとまりのない音情報が増えて私の脳ミソは混乱。


家事の最中、退屈してくるのか「つまんな〜い」とつぶやく脳と、音に混乱する脳は別のようですが、脳のどこかがくたびれてしまうことには違いありません。


じゃあ、大きな音が出にくい「洗濯物干し・畳み」や「整理整頓」なら音量も小さくて済むしいいか♪というと、今度は室内移動が多くてうまくいきません。イヤホンで聞けば解決することでしょ!と頭の隅から聞こえてきます。やってみました。確かに便利。どこへ行っても音がついてくる。ところが、2日ほど続けたら肩こりになりました。


パソコン作業もしていないのに…肩こりの原因が思い当りません。「もしかして、イヤホンで聞いているから??」と気づき、止めてみました。肩こり解消!です。


夜寝る時、枕元でICレコーダー本体のスピーカーで「ボリューム1」で聞いていても、時には「音大きいな…」と感じるのです。でも、比較的静かな家事の時でもイヤホンで聞く音は「10〜15」になります。「1」で「音が大きい」と訴える耳(脳)に、イヤホンを通して「10〜15」の音量がやってきたら緊張することになるようです。


電車の中や街の中で、イヤホンからシャカシャカ音が漏れるほどの音量で音楽を聴いている人の近くにいるだけで、あっという間に肩が詰まってくる自分を思い出しました。


シャカシャカ音であれ大きな音であれ、不快だと身体はきちんと緊張するのですね。