フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

私の発見!−フェルデンクライスメソッドは○○○だ〜!!−

フェルデンクライスメソッドって何?」を人にどう説明したらいいかな、といつも考えています。人に説明するためもありますが、何より自分の理解・学びのために考え続けています。

考える種として、健康・スポーツ・ヒーリング・リラクゼーション等をテーマにした雑誌、特集した女性ファッション誌・情報誌の

  • 新聞広告
  • 書店の雑誌棚に並ぶ表紙

をよく見ています。

昨日も書店で雑誌を見ていたら
  この動き(ポーズ)は、○○に効く
  腎虚の人」には、このラインをマッサージ
  肩こり・腰痛にこの「ツボ(経穴)」を押す
という内容が、健康関連書棚に並ぶ複数の雑誌に載っています。これらを見て「ウーン」とまた考え込んでしまいました。
そんな1対1の効果・効用を書かなくても…と思うのです。


人間の身体ってそんなに単純?見出しに向かって独り言を口にしそうになります。
はっきりくっきり書かないと読者が納得しないし、あいまいな記事では雑誌が売れません。それは分かるのですが…何か納得いきません。

納得いかない一方で、フェルデンクライスメソッドについて、こういう風に書けないことにも気づきます
  このATMレッスンは腰痛に効きます
  あのレッスンなら冷え性に効果あります
でも、これだとフェルデンクライスメソッドではなくなります。


私が学ぶFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)で、何度も

   フェルデンクライスメソッドは、治療・癒し・マッサージなどではありません

という言葉を聞いています。「じゃあ、一体何?」ということが受講するコース生の疑問なのです。


書店で雑誌調査をしながら、うーん…と考えて気がつきました。

  • フェルデンクライスメソッド
  • そのレッスンを「なんだか良さそうだ」と感じるけれど
  • それが具体的に、どこにどう良いのかはまったく人それぞれで、
  • その良さや効用を各自で探る・見つけるプロセスを重視する
  • 身体を通して考える、心身両面の自己啓発・自己変革メソッド
  • 人は身体も考え方も感じ方もそれぞれなんだから、
  • 自由に自分にとっての良さを見つければいいんだー!!と。


私の中ではパッと陽が射したような「発見」をしたつもりです。
でも、これでは、メソッドを知らない人を「???」とさせておしまいになりますね。
う〜ん…。