私の発見!−フェルデンクライスメソッドは○○○だ〜!!−
「フェルデンクライスメソッドって何?」を人にどう説明したらいいかな、といつも考えています。人に説明するためもありますが、何より自分の理解・学びのために考え続けています。
考える種として、健康・スポーツ・ヒーリング・リラクゼーション等をテーマにした雑誌、特集した女性ファッション誌・情報誌の
- 新聞広告
- 書店の雑誌棚に並ぶ表紙
をよく見ています。
昨日も書店で雑誌を見ていたら
◆この動き(ポーズ)は、○○に効く
◆「腎虚の人」には、このラインをマッサージ
◆肩こり・腰痛にこの「ツボ(経穴)」を押す
という内容が、健康関連書棚に並ぶ複数の雑誌に載っています。これらを見て「ウーン」とまた考え込んでしまいました。
そんな1対1の効果・効用を書かなくても…と思うのです。
人間の身体ってそんなに単純?見出しに向かって独り言を口にしそうになります。
はっきりくっきり書かないと読者が納得しないし、あいまいな記事では雑誌が売れません。それは分かるのですが…何か納得いきません。
納得いかない一方で、フェルデンクライスメソッドについて、こういう風に書けないことにも気づきます
▲このATMレッスンは腰痛に効きます
▲あのレッスンなら冷え性に効果あります
でも、これだとフェルデンクライスメソッドではなくなります。
私が学ぶFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)で、何度も
フェルデンクライスメソッドは、治療・癒し・マッサージなどではありません
という言葉を聞いています。「じゃあ、一体何?」ということが受講するコース生の疑問なのです。
書店で雑誌調査をしながら、うーん…と考えて気がつきました。
- フェルデンクライスメソッドは
- そのレッスンを「なんだか良さそうだ」と感じるけれど
- それが具体的に、どこにどう良いのかはまったく人それぞれで、
- その良さや効用を各自で探る・見つけるプロセスを重視する
- 身体を通して考える、心身両面の自己啓発・自己変革メソッド
- 人は身体も考え方も感じ方もそれぞれなんだから、
- 自由に自分にとっての良さを見つければいいんだー!!と。
私の中ではパッと陽が射したような「発見」をしたつもりです。
でも、これでは、メソッドを知らない人を「???」とさせておしまいになりますね。
う〜ん…。