気がついたら変わってた
フェルデンクライスのグループレッスンで、私には苦手な姿勢というのがある。
うつむき寝、四つん這い、腕立て伏せの体勢
仰向け寝で頭を持ち上げる、仰向け寝で肘を曲げ背後の床で前腕で上体を支える…
これらの姿勢を中心にレッスンが進み、動いていくのだけれど
その姿勢を保つことがつらい。
胸が苦しかったり、手首や肩が痛かったり、
そもそも頭が持ち上がらなかったり、頭の重さに閉口したり…
正直レッスンどころでない。
そうしたつらさを抱えながら動き続けていると、心頭滅却に忙しくて
動きを工夫することも、動きを感じることも圏外。
だからどうしても苦手な姿勢があるレッスンを避けがち。
そして好みのレッスンや興味あるレッスンを続け
ある日、苦手系レッスンに戻ると「つらくなくなってる!?」
長い時間もたなくても、その姿勢をとったら即ツライということがなくなっている。
苦手な姿勢/体勢を克服するようなことは何もしていないのに
なんだか知らないけれど身体が変わってる。
身体年齢は重ねていっているから、苦手や苦痛は増えてきそうなもの。
それがある日気がついたら減ってた!というのは素直に嬉しい。