フェルデンクライス日記かもしれない

フェルデンクライス・メソッドについて感じたこと考えたことも書いています。

学び・learning

ノートとブログ

フェルデンクライス・メソッドを本格的に学ぶようになってから、講習会中とそれ以外思いついた時にノートを書いています。また、今年の3月からはブログも始めました。 私がノートとブログそれぞれに書く内容・書き方は違います。気づいたこと・感じたことを…

『気づき』が楽しいから学び続ける

「勉強は大切だから、続けなさい」と言い続けたところで それを守っている(実行できている)人を見たことがない。 というF・ワイルドマン博士の言葉をよく思い出します。この言葉は「勉強」以外にも当てはまります。 朝ごはんをきちんと摂ることは大切だか…

『モーシェ・フェルデンクライスと柔道』−澤田さんのブログ『好奇心の翼』から−

「武術に関するモーシェ・フェルデンクライスのインタービュー記事」(澤田さんご翻訳版)を読みました。大変おもしろいです。 ●澤田さんのブログ『好奇心の翼:フェルデンクライス・メソッド』 ●07.07付記事『柔道とモーシェ・フェルデンクライス』 講義やA…

気づきは突然やってくる

フェルデンクライス・メソッドには2種類のレッスンがあります。グループレッスンのATMと、個人レッスンのFIです。 ●ATM(Awareness Through Movement : 動きを通した気づき) ●FI(Functional Integration : 機能的統合) 個人レッスンの“FI”の名称に“Aware…

実際に行っていることを気づく−ブログ『好奇心の翼』から−

澤田さんのブログ『好奇心の翼』の2005年6月28日記事『思っていることと実際に起きていること』を読んで思い出したことがあります。 ●ブログ内カテゴリ【フェルデンクライスの名言集(sawada訳編)】 今春の仁和寺ワークショップでのATMレッスン(グループレ…

フェルデンクライス講習会のノート

時々、私が書いたFPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)のノートを見て、「なに、これ!?」「こんなこと感じていたの!?」と驚きます。他ならぬ私自身が書いたものなのに、です。もう1年前のノートとなると「一体誰が書いたの!?」状態です。 …

みんなが良き聞き手

昨日のフェルデンクライス勉強会に現れた空間は不思議でした。ATMレッスン(グループレッスン)をした後におしゃべりをしたのですが、特に意識せず互いの呼吸を読みながら、静かに時ににぎやかに会話が進んでいく。内容は「おしゃべり」と「会話」「対話」を…

フェルデンクライスの勉強会

今日はフェルデンクライスStudy Groupの勉強会でした。蒸し暑い京都市内の会場へ、各方面から6人が集い、笑ったり驚いたり感心したり唸ったり・・・充実の7時間(10:00-17:00)でした。 レッスンの動きをおさらいしたり、意見交換したり、体験を語ったりして…

『フィンランド・メソッド入門』

先日7/3付の記事「あせる気持ちはどこから?」で 自分でテーマを見付け、プログラムし、自ら学び続けるしかない。 と書きました。書きながら、 ●「いい年して、今頃そんなこと気がついたの?」●「そもそも、フェルデンクライスのことだけじゃなくて、他にも…

「リンク集」にUPしました−ike-feldenさんのブログ−

ike-feldenさんのブログ『フェルデンクライスな部屋』のURLを【ブログ】リンク集にUPしました。 先日ike-feldenさんの記事「丁寧っていいなぁ。」にコメントしたところ、相互リンクという展開になりました。 ike-feldenさんは日本におけるFPTP(フェルデンク…

『16歳の教科書−なぜ学び、なにを学ぶのか−』から「国語」

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~作者: 7人の特別講義プロジェクト,金田一秀穂,鍵本 聡,高濱 正伸,大西 泰斗,竹内 薫,藤原 和博,石井 裕之,モーニング編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/21メディア: 新書購入: 15人…

学ぶための場

クリシュナムルティの本『しなやかに生きるために−若い女性への手紙』から 学校は、 教師も生徒も共に外部の世界、知識の世界を探求するだけでなく、 また彼ら自身の内面に探りを入れ、 彼ら自身の思考や態度について学ぶための場でもあるのです。 (序文・?…

フェルデンクライスの自主勉強会

梅雨のうっとおしい空の下、今日のフェルデンクライス勉強会(FPTP京都の受講生による自主勉強会)には5人集まりました。もう蒸し暑くて、私のメガネは曇っていました。(エアコンをつけないで10:00-16:00の約6時間)前回の勉強会から2週間しか経っていない…

受け手にもなる

お年寄りが、ご自分の子供時代を思い出してのお話。 小さい頃、よくおばあちゃんに「ちょっと肩叩いてんか」て頼まれたわ。初めて肩叩きしたら、おばあちゃんに「そんなきつう叩いたら、痛いがな」て言われてな。加減がわからへんかったんやなあ。その後は、…

フェルデンクライスの勉強会

先日(2008年6月8日(日))に、フェルデンクライスStudy Groupの勉強会がありました。今回の参加者は、Groupメンバー4人と別のGroupから2人の計6人です。 フェルデンクライス指導者養成コースの2008年第1セグメントが終わった5月中旬以降、コース生の学習意…

テープ起こしで「砂金採り」

FPTP京都での講義をテープ起こししています。('08.5/29「テープ起こし」)今、私が担当しているのは5月13日の分。テープ起こし作業をすることで、あの日の講義を再体験しています。講師の言葉をひとつひとつ文字にしていくことで、私の「脳のザル」(目が粗…

テープ起こしとdictation

FPTP京都での講義のテープ起こしを少しずつ進めています。昨日、Class FI(授業としての個人レッスン)部分の作業が終わりました。 私自身がクライアントとして受けたレッスンですが、やはり細かい部分は記憶に残っていないものです。テープ起こし作業をする…

講義のテープ起こし

FPTP京都(フェルデンクライス指導書養成コース)の講義は、録画・録音されていて、補講(メイクアップ)やStudy Groupでの自主勉強会で使うことができます。「文字としての記録」も残そうということで、コース生の有志がテープ起こしをしています。 1日約5…

脳のサイクル(4/4)

フェルデンクライスのレッスンの後、私の場合「視覚」「聴覚」「嗅覚」に変化があると書きましたが、もうひとつあります。「平衡感覚」の変化です。今のところ私は、ATMでは床に横になって、FIでは「テーブル」と呼ばれるベッドの上に寝てレッスンを受けるこ…

脳のサイクル(3/4)

フェルデンクライスのATM(Awareness Through Movement:動きを通した気づき)やFI(Functional Integration:機能的統合)という2種類のレッスンを受けて変わるのは「見える世界」だけではありません。私の場合、「視覚」以外に、「聴覚」「嗅覚」にも変化が…

脳のサイクル(2/4)

「養老孟司&茂木健一郎の『天才脳』の育て方」18頁に 運動として出力されたものが、再び五感によって入力されるということです。たとえば、体の向きを少しでも変えると、そのつど見える世界が変化していきます。 とあります。養老孟司さんは、例として「体…

脳のサイクル(1/4)

養老孟司&茂木健一郎の「天才脳」の育て方 (AC MOOK)作者: 養老孟司,茂木健一郎,NHK科学大好き土よう塾出版社/メーカー: アスコム発売日: 2006/11/09メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見るからの引用です。 脳には3つ…

‘08春・京都ワークショップで気づいたこと

4月20日(日)に参加したフェルデンクライス・京都ワークショップで一番気づいたことは、どんなにいつも私は構えて(身構えて)いるか、です。正直なところ、ここまでひどく身構えているとは想像していませんでしたからショックです。 講師の安井武さんが出…

覚えている人、いない人

コンピュータにない脳特有の機能とは、記憶すべきことを「自主的に」「無意識に」判断できること。同じ出来事を共有しても、覚えている人とそうでない人がいるのはそのためです。 そして、その中でも特に大切な記憶は、思い出すたびに編集し、都合よく書き換…

「戸惑い」転じて福となせるか!?

禍を転じて福となす 身に降りかかった災難をうまく活用して、かえってしあわせになるように取りはからう。 禍も三年 禍でも、時がたてば幸いの種となることがある。 (以上、「広辞苑」より) これを、今の私向けに勝手な解釈をすると… 禍を転じて… 自分の身…

「学びたい」と思ったのだから

先日、FPTP京都(フェルデンクライス指導者養成コース)のクラスメイトと話をした。FPTP京都で1年が経とうとしている今、互いが感じていることを語り合った。 受講前や開講当初に想像・感じていたことと違う面が現れ、戸惑い・迷い・混乱を感じている。 何…

子供の頃の学び

「イチロー262のNextメッセージ」の中から未来をかえる イチロー 262のNextメッセージ作者: 「未来をかえるイチロー262のNextメッセージ」編集委員会出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2007/12/19メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 84回この商品を含むブログ …

ノートのとりかた(その2)

「心をひらく体のレッスン」に次の文章がある。心をひらく体のレッスン―フェルデンクライスの自己開発法作者: モーシェフェルデンクライス,安井武出版社/メーカー: 一光社発売日: 2001/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (22…

「学ぶ」とは?

フェルデンクライス・メソッドのキーワードのひとつに「学び」(learn・learning)がある。京都フェルデンクライス指導者養成コース(FPTP京都)では講師から何度も 「この前のセグメントで、皆さんは何を学ばれましたか?」 「今日一日学んだことは何か?を…

フェルデンクライス・コースでのノートのとりかた

FPTP京都の開講日(2007年4月27日)のある質問。 これから、このコースで学んでいくのに どのようにノートをとったらいいですか? アドバイスをお願いします。 これに対し、教育ディレクターでもあるフランク・ワイルドマン博士(Dr. Frank Wildman)の回答…